【福岡】郷土愛と危うさ
提供:福岡市
「いいところですね、ここは。」
と尋ねると、
「そんなことないですよ」
だとか
「何もないところですよ」
と言った謙遜する(本当にそう思っている)返事をする方が、九州を出てからお会いした人には多かった気がします。
福岡に来て4か月ほどが経ちました。
「福岡いいですね〜。」
と言うと
「そうやろ!やっぱ福岡がいいやろ!」
と返されます笑
いや、まぁ、確かにいいんですけど。
ここまで言えるのもすごいなぁとか思うわけです。
他県から来た友達からも、
「福岡の人間は、ゼッッッッッッタイ、福岡よかろ?」
って言うよね。
と言われた次第です。
なんせ、オール九州の血気盛ん?な人間が福岡に集まってきています。
チンパンの友人にも、
「東京何ぞいかん!首都は福岡や!」
と叫びながら九州大学に進学した輩がいました。
もちろん郷土愛はいいことだと思いますし、チンパンも九州を愛しております。
実際、東京メトロポリタンには飽きて帰ってきた次第ですし。
しかし、あまりにも全員が一致団結、同じ方向を向きすぎていて危うさを感じずには入られません。
以前、こちらにも書きましたが、
福岡は所詮日本の端っこです。
最新の情報はどんなにネットが発達した現在でも東京に集まってきます。
先日、仕事の関係で東京から人をお招きしました。
その方は福岡出身だったのですが、現在は東京にお住まい。
ちょくちょく福岡にも来ているが、やっぱり福岡は圧倒的に得ることができる情報量が少ないという話で盛り上がりました。
どんな仕事かはもちろん、年齢やポジションで必要な情報量は違うかもしれません。
もっと言うと、アラサーはもうぐだぐだ言わず自分で動けよ、って考えることもできます。
もっと若い世代が、九州外にも目を向ける仕組みが必要なのかもしれません。
これだけ強い郷土愛があるのなら、いつか必ずブーメランのように帰ってくるはずですから・・・